選び抜かれた ぽんかん栽培
安心安全な作物の栽培
「柑橘本来の、香り・質感・美味しさ、を感じながら安心して食べて欲しい」そんな想いを込めて、丸高農園では安心安全にこだわって栽培しています。当農園では栽培期間中農薬不使用を基本とし、使用する場合は必要最低限の農薬を使用した、減農薬栽培を行っています。減農薬とは慣行農法の20%しか農薬は使わない方法で、普通栽培に比べて1/5程のため、果実の皮の表面に傷や、黒点病や、かいよう病(皮の表面に小さい点々)が出来たりしますが、味に関してはまったく問題ありません。
※栽培期間中節減対象農薬不使用、節減対象農薬節減
また、除草剤不使用。人力での草刈りの他、経費削減・労力の軽減・土壌の活性化に大きな期待ができることから、ナギナタガヤ草生栽培を導入しています。薬品に頼らず、人の力と自然の力を利用して、環境に優しい農業を行っています。その他、収穫後の果実に、ワックス、防腐剤、保存剤は使用していません。
★お客様へお願いです
当農園の商品は、防腐剤、ワックス不使用のため、デリケートです。商品がお手元に届きましたら、通気性の良い冷暗所で、新聞紙などの紙を被せて保管し、お早めに(7日~10日間ほど)お召し上がりください。もし悪くなったものがありましたら取り除いて下さい。時間の経過とともに外皮の水分がなくなり、しなびてきますが、中身はしっかりしています。お客様にできるだけ新鮮なうちに、商品をおいしく食べて頂くため、ご理解ご協力をお願い致します。
倉庫ではなく石蔵で熟成
同地域同品種の栽培であっても、生産者や生産方法、生産場所により味に違いが出ます。 当農園では収穫前の木一本ごとに糖度を測定し、熟したものから収穫しています。 早期に収穫したものは酸味がやや強いですが、追熟することによって甘さと酸味のバランスが出来上がります。収穫後は温湿度変化が激しい倉庫ではなく、温湿度変化が少なく、追熟に最適な石蔵の中で、ゆっくり時間をかけて熟成させています。生産者側の都合で急いで熟成させていないので、ぽんかんの本来の旨味と酸味を残したまま、甘みを最大限に引き出してあげることができます。ぽんかんに優しく、人にも美味しいって理想的ですよね。 このように当農園では甘さと酸味の絶妙なバランスがとれたぽんかんを生産し、柑橘栽培80年で培われた栽培技術を代々継承しています。
信頼できる 人の目と手
収穫直後に一度だけ自動選果機を使用しますが、その後は出荷まで、熟練のスタッフが厳しい目で見て手で確認して選別・箱詰めしています。温暖な気候の伊豆とは言え、真冬の朝は氷点下になる日もあるほど寒いです。寒さで手足かじかみながら、作業しています。
創業当時より長く続けてまいりました「手並べ」ですが、昨今の物価の高騰により、ご贈答用の商品のみのご対応とさせていただきます。ご家庭用の商品は手並べせずに発送いたします。(一般的な梱包) 何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
※2023年1月発送分より